バラに取り憑く害虫をなんとかしたい!(自分用年間計画)
今年うちの庭で、もっとも手がかかったのがバラ!
自分が認識できた病害虫だけでも7種類;
自分が認識できた病害虫だけでも7種類;
シャクトリムシ、ヨトウムシ、マイマイガ、ハダニ、アブラムシ、チュウレンハバチ、スリップス。
ついこないだは、つぼみに頭突っ込んでるこんな虫までいた/もういやっ><。
虫嫌いな私は、毎日の害虫との攻防がまさに地獄w
なので、来年は害虫対策を強化するのだ!
なので、来年は害虫対策を強化するのだ!
…というわけで、勉強勉強。
◎害虫の特徴
まずは、敵を知ることから!
一口に害虫と言ってもいろんな種類の害虫がいるわけで。
それぞれに特徴を持っているし、効く薬も違うし、すべての害虫を同時に防除するのは無理っぽいw
だからと言って、個々の害虫を一々予防できるわけでもない。
それぞれに特徴を持っているし、効く薬も違うし、すべての害虫を同時に防除するのは無理っぽいw
だからと言って、個々の害虫を一々予防できるわけでもない。
効率的に防除するには…
発生すると対応困難な虫は予防を徹底。
発生してからでも対応可能な虫は共通の特徴で予防し、発生したら個々に対応するしかないかな。
個人的には虫と会いたくないので、退治するより予防する方に重点を置きたいところだけど。
発生すると対応困難な虫は予防を徹底。
発生してからでも対応可能な虫は共通の特徴で予防し、発生したら個々に対応するしかないかな。
個人的には虫と会いたくないので、退治するより予防する方に重点を置きたいところだけど。
◎株の充実化
基本的なことだが、害虫に負けない強い健全な株を育てることが地道だが有効な方法。
施肥など計画的に行なう。
施肥など計画的に行なう。
◎害虫予防
(1)剪定:
枝が混み合っているところに害虫は発生しやすい。
なので、冬の剪定の時期、枝が混み合わないように剪定し風通しを良くする。
生育期間中も混み合って来た枝は随時整理していく。
なので、冬の剪定の時期、枝が混み合わないように剪定し風通しを良くする。
生育期間中も混み合って来た枝は随時整理していく。
(2)虫の嫌がるもので追い払う:
・光るものを置く(CD、アルミ等):ハダニ、アブラムシ、スリップス
・トウガラシ成分を撒く:ハダニ、アブラムシ
・トウガラシ成分を撒く:ハダニ、アブラムシ
(3)虫の発生源を断つ
・花がら摘み(食料を断つ):スリップス
・除草(繁殖場所、越冬場所を断つ):スリップス
・防虫ネット(寄せ付けない):スリップス
・除草(繁殖場所、越冬場所を断つ):スリップス
・防虫ネット(寄せ付けない):スリップス
(4)罠を仕掛ける
・スリップスの好む黄色や青色で粘着テープにおびきよせる
・ヨトウムシの好む米ぬかでおびきよせ捕殺する
・ヨトウムシの好む米ぬかでおびきよせ捕殺する
(5)天敵を放つ:
・ケシハネカクシ:ハダニ
・テントウムシ:アブラムシ
・ハナカメムシ:スリップス
・クサカゲロ ウの幼虫 :アブラムシ等小さい害虫全般
・テントウムシ:アブラムシ
・ハナカメムシ:スリップス
・クサカゲロ ウの幼虫 :アブラムシ等小さい害虫全般
私の場合、薬剤散布する気満々なので、天敵も退治しちゃうんじゃないかなー?
と思ったり^^;
と思ったり^^;
(6)薬剤散布:
当然ながら、殺菌剤と殺虫剤は違うので、黒星病やうどんこ病とは使う薬が違う。
殺虫剤の種類はいくつかあるが、殺菌剤ほど多くはないのね;
浸透移行性だと大体2~4週間効果が持続するけど、それ以外は1週間程度(毎週撒くのはつらいなorz)。
年間使用回数上限が4~8回だから、黒星病やうどんこ病と同じく3~11月まで使うと考えて、5種類くらい選んでローテーションすればいいのかな。
オルトランDX粒剤は家にあったので、1種類はこれで決定!
浸透移行性だと大体2~4週間効果が持続するけど、それ以外は1週間程度(毎週撒くのはつらいなorz)。
年間使用回数上限が4~8回だから、黒星病やうどんこ病と同じく3~11月まで使うと考えて、5種類くらい選んでローテーションすればいいのかな。
オルトランDX粒剤は家にあったので、1種類はこれで決定!
●オルトランDX粒剤(アセフェート+クロチアニジン=オルトランとベニカを混ぜたようなもの):
株元に撒くだけ簡単♪
浸透移行性殺虫剤で、根から薬を吸収し株全体に薬が行き渡り、葉を食べた害虫に効果を発揮する。
効果は約1か月、年4回まで使用可能。
有効害虫:アザミウマ、アブラムシ、チュウレンハバチ、ハモグリバエ、ケムシ、アオムシ、ネキリムシ、ヨトウムシ、コガネムシ、チャドクガ、カイガラムシ、コナジラミなど
株元に撒くだけ簡単♪
浸透移行性殺虫剤で、根から薬を吸収し株全体に薬が行き渡り、葉を食べた害虫に効果を発揮する。
効果は約1か月、年4回まで使用可能。
有効害虫:アザミウマ、アブラムシ、チュウレンハバチ、ハモグリバエ、ケムシ、アオムシ、ネキリムシ、ヨトウムシ、コガネムシ、チャドクガ、カイガラムシ、コナジラミなど
●サンヨール乳剤(有機銅系):
どこかで見たことある薬と思ったら、黒星病とうどんこ病にも使える薬。
つまり、殺菌・殺虫両方の効果あり。
効果は約2週間、年8回まで使用可能。
有効害虫:アブラムシ、チュウレンハバチ、ハダニなど
●モスピラン液剤(ネオニコチノイド系):
浸透移行性殺虫剤で、葉を食べた害虫に効果を発揮する。
効果は約2週間、年5回まで使用可能。
希釈倍率が低いので、夏場の薬害に注意。
有効害虫:アブラムシ、スリップスなど
どこかで見たことある薬と思ったら、黒星病とうどんこ病にも使える薬。
つまり、殺菌・殺虫両方の効果あり。
効果は約2週間、年8回まで使用可能。
有効害虫:アブラムシ、チュウレンハバチ、ハダニなど
●モスピラン液剤(ネオニコチノイド系):
浸透移行性殺虫剤で、葉を食べた害虫に効果を発揮する。
効果は約2週間、年5回まで使用可能。
希釈倍率が低いので、夏場の薬害に注意。
有効害虫:アブラムシ、スリップスなど
●アファーム乳剤(エマメクチン安息香酸塩):
薬のかかった葉を害虫が食べることで効果を発揮する。
年5回まで使用可能。
有効害虫:アザミウマ、ヨトウムシ、ハモグリバエ、オオタバコガ、コナガ、ハダニ、スリップスなど
薬のかかった葉を害虫が食べることで効果を発揮する。
年5回まで使用可能。
有効害虫:アザミウマ、ヨトウムシ、ハモグリバエ、オオタバコガ、コナガ、ハダニ、スリップスなど
●スミチオン乳剤(有機リン系):
浸達性殺虫剤で、葉の表皮下くらいまで浸透する。
害虫に直接かかったり、薬のかかった葉を害虫が食べることで効果を発揮する。
卵から成虫まで効き目あり。
年6回まで使用可能。
有効害虫:アザミウマ、カイガラムシ、アブ ラムシ、カメムシ、ハマキムシ、ケムシ、アオムシなど
浸達性殺虫剤で、葉の表皮下くらいまで浸透する。
害虫に直接かかったり、薬のかかった葉を害虫が食べることで効果を発揮する。
卵から成虫まで効き目あり。
年6回まで使用可能。
有効害虫:アザミウマ、カイガラムシ、アブ ラムシ、カメムシ、ハマキムシ、ケムシ、アオムシなど
粒剤と乳剤以外は展着剤が必要。
黒星病とうどんこ病退治で使おうと思ってた展着剤が兼用できるね♪
黒星病とうどんこ病退治で使おうと思ってた展着剤が兼用できるね♪
●アビオンE:ワックス効果のある皮膜を作るが新芽に付着しにくい、パラフィン+乳剤
●スカッシュ:皮膜を作り新芽にも付着する、ソルビタン脂肪酸エステル
●アプローチ:浸透移行性を持つ、薬の粒子が細かくなり葉の中に吸収されやすい、治療薬に使うと効果的
●スカッシュ:皮膜を作り新芽にも付着する、ソルビタン脂肪酸エステル
●アプローチ:浸透移行性を持つ、薬の粒子が細かくなり葉の中に吸収されやすい、治療薬に使うと効果的
んー…
これに加えて、黒星病とうどんこ病予防のための薬剤散布も2週間毎にあるんだよね^^;
てか、一緒に撒いていいのか?
これに加えて、黒星病とうどんこ病予防のための薬剤散布も2週間毎にあるんだよね^^;
てか、一緒に撒いていいのか?
それ以前に、ずぼらな私に果たしてどこまでできるのか謎…(_ _;
◎害虫退治
考えたくないけど、害虫を発見してしまった時のことも考えておくw
(1)ハダニ、アブラムシ、スリップス等小さめの虫:
・粘着剤(でんぷんスプレー、牛乳+水等)をかけて窒息させる
・テープを貼り付けて剥がしとる
・殺虫剤:市販のスプレー式のもの(ベニカスプレー、ケムシカダンなど)
・テープを貼り付けて剥がしとる
・殺虫剤:市販のスプレー式のもの(ベニカスプレー、ケムシカダンなど)
ハダニは使う薬がちょっと違うので、作用の違う殺ダニ剤3種類くらいをローテーションで使う。
※殺ダニ剤の関連記事:「バラ 殺ダニ剤で悩み中」
(2)シャクトリムシ、マイマイガの幼虫、チュウレンハバチの幼虫、ケムシ等大きめの虫:
・捕殺、圧殺
・殺虫剤:市販のスプレー式のもの(ベニカスプレー、ケムシカダンなど)
・殺虫剤:市販のスプレー式のもの(ベニカスプレー、ケムシカダンなど)
…と、こんな感じか?
なんか面倒くさいw
たぶん全部やるのは無理!/言い切ったΣ
発生させるともっと面倒だからがんばるけどさ><
たぶん全部やるのは無理!/言い切ったΣ
発生させるともっと面倒だからがんばるけどさ><
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